散らばっていく熱について

最近、気持ちが停滞していて、いろんな情報も「いらん時期」になっていたので、久しぶりに岡本太郎の本を手にとってみたんだった。『自分の中に毒を持て』 ・・・熱いタイトル。たぶん社会人成り立てのテンション高い頃にヴィレッジかどこかで買ったんだろう。あちこちのページに折り目がついているあたり、この本を読んだ時の衝撃が偲ばれるけど、正直何が書いてあったのか全然覚えていないのだった。
で、読みかえしてみると、うわー!1ページに1つは必ずショックな言葉が書いてあって、むさぼり読んでしまった。影響を受けやすいので、ちょっと、もう、落ち着いてはいられない。無駄にファイトが湧いてくるんだけど、何にぶつければいいのかわからないのだ。でもだいたいこういう熱というのは維持できなくて、2~3日、日常を重ねればどこかに散らばってたちまち平熱になってしまう。それはいかにも惜しいので、ちょうど知り合いのライターさんのオフィスに寄る用事があったので「なんか、仕事、くださいな!」と押しかけ仕事人状態に。タイミングのいいことに、ちょうどコピーだけの仕事が入ったばっかりだということで、運よくやらせてもらえることになった。で、熱が冷めやらぬ間にどうにかやりきることができて満足、というお話。
で、こういう熱をみんなどうやって維持しているのだろうか?まず冷める前に行動するっていうのが大事なんだろうな。そんでもってこれは例えば、落ち込んでいる時の友達の言葉だったり、いろいろな芸術だったりによる外からの慰めとも同じかもしれない。一時期はとてもラクになったりするけど、実は根本的な問題が解決できたわけではない、ということ。外からの熱はやはりどうしても冷めてしまうということ?
というようなことをたまに考えるけれど、この答えに近いことが岡本太郎の本に書いてあった気がして、とても嬉しかった。
そういえば、オザケンがアルバムのライナーノーツに、「僕達は効率の悪い熱機関で熱はどうしても散らばってしまう」みたいなことを書いてたなあ、なんてそんなことも懐かしく思い出したのでした。眠い!
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by sayacok | 2005-03-18 02:29 | DAY&NIGHT
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