フィレンツェは職人の街だと言われています。
靴屋さん、手袋屋さん、文房具屋さん… 古着屋さんのディスプレイなどもステキだった。 ふらりと入ったアンティークビーズ屋さんで、3時間ぐらいかけて ブレスレットと、パーツを選んでピアスを作った。 クレジットカードでの支払い用の機械が自宅にしかない、ということで、 ビーズ屋さんを営むおばさんの自宅まで支払いに行くことになった。 樹木希林みたいな感じの見た目の人だったなあ。 その道すがら、おばさんがお店を持つまでの話、シアトルに住んでいた頃の話を聞く。 おばさんがビーズでアクセサリーを作ってお店やネットショップを営み、 だんなさんが自宅でビーズを焼く職人なのだそうだ。 毎日のランチの用意はだんなさんの仕事。お昼休みは自宅で一緒にランチを食べるのだと。 「好きなことをやって、いかにエンジョイして生きるかがとても大事なことなのよ」 いかにも、イタリア人。でもそれを貫いて生きていくということは、 日々のこつこつとした暮らしの積み重ねなんだろうな。 実際にそうやって毎日生きている人の言葉だから、重みがあった。 彼女の自宅は、はっきり覚えてないけれど、明るいくてかわいらしい感じだった。 入ってすぐ、玄関の正面にモディリアーニの「青い目の少女」が飾られてた。 それがすっごくかっこよくて、初めてモディリアーニの絵は良いと思った。 あのおばさんのこと、たまに思い出す。
by sayacok
| 2007-05-07 21:52
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