人気ブログランキング | 話題のタグを見る

平凡な毎日の中でふと

9月14日も終わろうとしています。

愛知県あたりに住む人はおそらく皆知ってると思われますが、
ここ数週間、「9月13日に地震がくる」とまことしやかに囁かれていました。

何でも、阪神大震災や9.11を予言した人がそう予言してるとのこと。

職場でも結構話題になり、「来るのかねー」とか半信半疑でした。
金曜日の会社の飲み会では「無事だったら週明け会いましょう」とかいう別れの挨拶。
タクシーに乗れば地震の話題をふられる。
都市伝説と化している?

どうなのかねーと思いながら、
12日の夜は、ベッドの足元にスニーカーを置き、
携帯はフル充電、災害伝言ダイヤルの番号をメモリに登録し、
めがねも近くに置いておきました。
数年前に一応まとめておいた、生活用品をつめたバッグは
クローゼットの中(でも中身確認してない…)。

こうやって安心して眠れるのも今夜が最後かもね…なんてしんみりとした気分で、
ベッドに入りました。

ところが無事朝を迎えて13日。

普通に出かけてあっちゃんと会ったら、携帯に何かついている。
聞くと、「家が倒壊して生き埋めになった場合に吹くホイッスル」だと。
数日前、ちゃんと防災準備はしているのかと問い詰めたら、
「死ぬときはどうやっても死ぬもんだ」などと悟ったようなことを言っていた人が…。

驚くことに家には防災グッズの詰まったリュックが用意されていて、
12日は洋服着て眠ったと。完璧すぎる…。
全然勉強してないよ~とか言ってちゃっかり勉強してるいやな学生みたいだ…。
とつい素直に感想を告げてしまいました。

まあ、何事も起こらなかったからこそ笑い話にできるんだけど。
これ書いてるそばから地震が来るかもしれないけど。

でも、こんなに地震のことを、自分の身に起きることとして
具体的に考えさせられたのは初めてだったかも。
そういう意味では良い機会だったような。
12日に眠りにつく前に感じた気持ちも、そうそう湧いてこない感覚でした。

今って普通に外を歩くだけで何かに巻き込まれるかもしれなくて、
どちらかというと、そういうことのほうがリアルに怖い。
行きも帰りも、なんとなく安心できなくて、疑心暗鬼のかたまりです。
でも、そういうことへの予測や予防ってなかなか難しかったりします。
むしろ災害への備えのほうが、自分にできることを具体的にできたりする。
よくわからないものを無闇に恐れるより、よっぽど建設的だなあ、と思ったのでした。

ってことで今更になって、ちゃんと防災の準備をしよう、と思いました。
# by sayacok | 2008-09-14 23:01 | DAY&NIGHT

ああ京都に住みたい

週末、京都行ってきました。なんだかんだと一年ぶり。
行けばすぐに感覚を思い出せる親しい場所のつもりで行ったら、
思いがけずすごく懐かしい気持ちになりました。

三条通りを何度も行ったりきたりしたけど、
歩くだけでわくわくさせられるのは、京都ならではだな~と。
そぞろ歩きの楽しさよ。
錦市場でのお買い物もいつも以上に楽しくて。

あらためて、京都が大好きだ~!と思ってしまった。
これからは、気持ちが滅入ってきたら、
日帰りでもいいから京都に行こうと心に決めました。

三条烏丸あたりのホテルに泊まったら、
近くに伊右衛門サロンなるカフェができててびっくり。
儲かったのね、福寿園さんよ…
朝ごはんの焼きおにぎり、なかなか美味でした。

今回のメインは、京都音楽博覧会
2年めの今回は、イベント運びもリラックスしていて、
去年以上のゆるい夏フェスでした。
梅小路公園の芝生広場で、時々聞こえるSLの音にも耳をやりながら、
ごろごろと音楽を楽しむのです。
出演者がすごい嬉しそうに演奏するのがいいんだな~。
くるりのメンバーもとてもいい笑顔。
細野晴臣さんが、アンコールでくるりと「風をあつめて」を
演ってくれたのが、すっごい嬉しかった!まさかはっぴいえんどの曲が聴けるとは…涙

日曜日は森夫妻のおすすめを受けて、比叡山に行ってきました。
叡山電鉄~ケーブルカー~ロープーウェーを乗り継いで、らくらく頂上へ!
そこに延暦寺なるものがあるかと思いこんでいたら、
延暦寺は主に3つのエリアに見るべきものが分かれていて、
車かバス(あとバイク)じゃないと移動できないことを知ったのでした…。
Meetsの京都本3冊も持っていながら…この体たらく。
えいでんがあるさ~行けるじゃん!とタカをくくっておりました。
「車必須」とのアドバイスの説得力をひしひしと感じました。

結局3エリアのなかのひとつ、横川というところに行ってきました。

山の空気のすがすがしさよ…。
涼しかったのもあるけど、緑の中を土を踏みしめて空を見上げながら歩いているうちに、
すごく元気が湧いてくるのがわかって驚いた。
こういう場所をパワースポットと言うのかな?

横川は「おみくじ発祥の地」らしい。
「今本当に迷いがある人だけ、どんな導きが欲しいか相談してひいてください。
運試しでひくのはご遠慮ください」とのことで、そんなところもさすが比叡山延暦寺。
本当の厳しさがあります。

あんまり見てまわれなかったけど、行ってよかった!と思う。
比叡山、ただならぬ山だってことがわかりました。

カメラ忘れた…。
# by sayacok | 2008-09-08 22:21 | DAY&NIGHT

悔しさとか、そういう熱いもの

オリンピック、そんなにたくさん中継見られなかったけど、
ソフトボールの試合には心をつかまれました。

今日NHKでやってた勝利の分析番組見てたら、
まーたじわじわと感動が。

最近「勝負」する、「勝ち」にこだわるなんて局面が皆無なので、
すっかりそんな気持ちも遠いものになってしまってたけど、
学生時代のアーチェリーのリーグ戦の時の感覚が、ふっとよぎった。

応援の声を背中に聞きながら試合をする高揚感や、
今なら絶対に当たる!っていう不思議な確信があるときの感覚や、
逆に全然当たらなくて悔しくて焦る気持ちとか、チームで戦う一体感とか…
自分もそういうことやってたんだってことを、忘れかけてたけど、
ふと思い出せてなんだかよかった。

悔しい気持ちとか、ハングリー精神とか、最近忘れてしまってます。
勉強が進まないのも、単に私が怠け者なのもあるけど、
悔しさとかを感じられるような状況を作ってかなきゃいかんなあと思ったりした。
悔しくて仕方ない、なんとかしたい、変わりたい!っていう気持ちが昔はとても強かった。
今の自分はわりと穏やかで、それはそれでとても良いけれど、
何かが足りないような気もする今日この頃です。
# by sayacok | 2008-08-26 00:29 | DAY&NIGHT

本当はきなこと名付けたかった

本当はきなこと名付けたかった_c0055740_01249.jpg彼氏さんちの玄関先の茂みにぽとりと落ちてたチロルさんももう4ヶ月(この写真はもっと小さい頃だけど)。
# by sayacok | 2008-08-26 00:17 | DAY&NIGHT

夏フェスの季節

夏フェス行ってきました。
妖怪フェスティバルinドーム。立派な夏フェスの1つです。

最恐お化け屋敷とか、みうらじゅんのトークショーがあるというので。

会場に着いたら、アトラクション2時間待ち!
てことでうろうろ鬼太郎コーナーを見る。

テレビアニメ第一シリーズ~最新シリーズの下絵やシナリオが置いてあって、
そえぞれのオープニング/エンディングテーマが映像で流れてました。

私たちは、第2シリーズ~第3シリーズで育った世代かな?

昔の鬼太郎はかわいいなあ。鬼太郎の髪型はなかなかお洒落です。
夏フェスの季節_c0055740_162057.jpg夏フェスの季節_c0055740_1622120.jpg


お子様づれの人々が多く、私たちと同じもしくはもうちょっと上の世代?
の親御さんが、小さなお子さんに、第一シリーズの頃の鬼太郎を見せてました。
見せたいよねえ。今の子たちはどう感じるんだろう。

みうらじゅんトークショーは、街で見かける脱力もののスライドを100点、
解説とともに見せ、さらに「ゆるキャラ音頭」「とんまつりJAPAN」などの
自作の曲を映像ともに披露するなど、計2時間、ずっと一人でしゃべりまくってました。
妖怪ネタが全くなかったことに軽い衝撃を受けました。

やけに長かったのは、もしかしたらリリー・フランキー氏が
飛び入り参加するかもしれなかったから、ということが最後に判明。
生リリーさん見たかったなあ。
みうらじゅんさんのサービス精神にも恐れ入りました。

おみやげコーナーも充実していました。
そういえば、万博で一反もめんのタオルを買ったことがあったっけ…。

おもしろそうだったので水木サンの幸福論を買ってみました。また途中読みだけど、水木しげるさんてこんな人だったんだ…と微笑ましい人柄に惚れ惚れ。日経新聞に連載されてた「わたしの履歴書」もこの本に収録されてて、苦労した時代、戦争の頃の話なども書いてあります。戦争で、左腕を無くされてるんですね。水木さんの立っている写真を見たときに感じた違和感の理由がわかりました。

好きなことに没頭すべし、そしてたまには怠け者になりなさい…という「水木サンのルール」。これを貫くのは並大抵のことではなかったはず…特に戦争の頃なんて。でも言葉は本当にあたたかくて、なんて器の大きい人なんだろう、と思いました。


お化け屋敷は、「最」恐ではなかったかな…でもなかなか楽しめました。
お化けたちが相当頑張ってました。
# by sayacok | 2008-08-24 16:26 | DAY&NIGHT